外反母趾の治療方法

外反母趾の症状が悪化すると、歩行することが困難になるといった状態に陥るそうです。それでは、どのような治療によって外反母趾を改善していくのでしょうか。まず知っておくべきことは、病気の状態によって治療方法が異なってくるということです。たとえば、外反母趾を治療するための靴を履くことで完治を目指すという手法があります。足の形を矯正することで、外反母趾の予防や症状の緩和を目指すのだそうです。

その他にも、足の指を正しい位置に戻すための道具やサポーターを装着するという方法もあります。尤もこうした対処策は、症状が軽度の方にあわせたやり方です。痛みがひどく靴を履けない方や、薬・装具・テーピングなどの保存療法に効果が見出せない方には、手術が施されるのだそうです。

このように外反母趾には、様々な治療法があります。人によって症状は異なるので、自分にピッタリの治療法を見つけることが重要だと思います。ちなみに手軽にできる予防法として、足の指の運動があります。小さなビー玉やパチンコ玉を指で拾い上げて他の箱に移したり、指を曲げて伸ばすといったような運動を行なっていただきます。足の指が不自然な形になるのを防ぐためにも、毎日少しずつ運動していただくことが欠かせません。

なお、薬を用いた治療法もありますが、これはあくまでも対処療法にすぎないと考えるべき。痛みや炎症を抑える効果はありますが、症状を根本的に治すというのは難しいかもしれません。とは言え炎症を抱えているのであれば、まずは薬を使用してみると良いでしょう。当面の悩みの種を解消したところで、腰を据えて外反母趾対策に乗り出すことが効果的だと感じるからです。

外反母趾を改善する笠原先生考案の「外反母趾サポーター」

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