外反母趾の症状と原因について

外反母趾という症状について、どれ位知識を持っていますか。「テレビなどで聞いたことがあるけど、詳しくは知らない」という方が多いのではないでしょうか。外反母趾は、端的に言うと足の病気のことです。親指の先端部分が小指の方向へ曲がっていく状態を指します。足の親指の付け根が外側へ飛び出している様子をイメージしていただければ、分かりやすいでしょう。外反母趾になる原因は様々なものが存在するとのこと。たとえばサイズの合わない靴を履き続けることで足が変形し、外反母趾になるケースもあるようです。

こうした状態が続くと“歩行時の痛み”や“フィットする靴が見つからない”といった悩みを抱えてしまうのだとか。日常生活に大きな支障をきたしてしまうので、注意が必要です。それでは、自分が外反母趾なのかどうかを、どうやって判断すればよいのでしょうか。チェックポイントは『親指と、関節している第一中足骨との角度』です。この角度が15°を超えている場合は外反母趾と言えるようです。

また外反母趾の中でも、重度・中程度・軽度と3種類に分類されます。実は女性の場合、5人に1人が外反母趾だと考えられているほど身近な症状です。自分の足に合っていないハイヒールや、つま先が極端に細い靴などを履くことで引き起こされるのだと言われています。現時点では問題がなくとも、“外反母趾予備軍”と呼ばれている人は数多く存在するようです。歩行時に痛みを伴う方は、今後外反母趾にかかってしまう危険性があると考えてよいでしょう。「がんや生活習慣病に比べれば、たわいもない病気だ」と、軽くみてはなりません。外反母趾は放置していると、歩けなくなることも十分にあるのです。予防・防止グッズを利用することを、検討する価値はあります。状態が悪いようなら無理をせず、専門医に相談してみたほうが良いでしょう。

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