外反母趾には、いくつもの原因が存在すると考えられています。その中でも、“内的な要因”と“外的な要因”に分類されるようです。外的な要因としては、ヒールの高い靴や足先が細くなった靴などの着用が挙げられます。こうした靴を長時間履き続けることで足が締め付けられたり、指が曲がった状態で固定されます。こうした無理がたたり、足の指が不自然な方向に傾いてしまうことで外反母趾になってしまうのです。その他の外的な要因として運動不足や、指の筋肉の衰え、現代人特有の生活習慣が考えられます。
現代社会では自動車や電車での移動が増え、歩くことが少なくなっています。欧米人のように一日中靴を履き続けることも多くなっていることも、外反母趾の外的な要因と言われています。一方内的な要因は、女性という性別が大きく関係しているとのこと。実は外反母趾患者のほとんどが、女性なのだとか。女性の場合、男性よりも関節が柔らかく筋力が低いということが影響しているようです。こうした状態は外反母趾を招きやすいそうです。またリウマチなどの病気から引き起こされたり、偏平足を通じて外反母趾になりやすいとされています。人差し指よりも親指が長い方も、外反母趾になりやすい足をしていると言えるそうです。
ここまで紹介してきたように外反母趾の原因は、多種多様だと考えられるでしょう。外反母趾患者の中には、複数の原因が組み合わさって症状を引き起こしてしまう方もいるのだとか。こうした事態をすべて改善することは、簡単でないかもしれません。それでも、地道にひとつひとつの原因を取り除くことが必要でしょう。完治までの道のりは険しいですが、一歩一歩ゆっくりと進んでいただければと思います。